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この「tabigaku-旅学」という名前には、こんな体験を心に描いている人たちを応援したいという私たちの思いが詰まっています。
「旅」の教育的効用は古くから語られています。
例えば、英国の大学の古い伝統の中に定着している教育制度の中に、「グランドツアー」(大研修旅行)というのがありました。17~18世紀頃は16・17歳で大学を終えるのですが、大学を出るとしかるべき若者たちはヨーロッパ大陸へ出かけました。彼らをグランドツーリストと呼ぶのですが、当時イギリスはまだヨーロッパの辺境の国でしたから、行く先はローマで、18世紀頃までは地中海の海辺を見ないことには一生劣等感を持って暮らさなければならないとさえ言われていました。
島国から大陸に渡り、ルネッサンスの息吹きを体験することによって外の世界を知り、初めて若者は一人前の自覚を得たのです。島国の住民は、島を離れて初めて世界を知る…。
UTSの「旅」と「学び」にはそんな気持ちも込められています。 |